トップガン・マーヴェリック
「トップガンマーヴェリック」を観てきました。
オープニングのタイトル画面に出てくる「字幕監修:元空将永岩俊道」という空自時代に何度もお使えした上司から「観たか?この映画を観て貴君のことを思い出した」と試写会でトム・クルーズと握手している写真を送って来られたので観ない訳にも行かず、、😂
自分が若かった頃、これまで生きて来たシーンとダブりながら鑑賞しました。
映画の冒頭からマッハ10に挑戦するシーン。こちらは実験機ではありませんがF-15戦闘機で空自の誰も出したことのないマッハ2.2を超した時の緊張感を昨日のことのように思い出しましたし、四国の四万十川の上流の曲がりくねった渓谷の中を這いずり回って匍匐飛行をしたこと、信頼する仲間が数多く殉職し悲痛な葬儀に何度も参列したこと、過酷なGで意識を失いかけたこと、そして自分自身も大事故に遭遇し命を落としても不思議でなかったこと、、、
などなど、空自、三菱重工のフライトで経験したあまりにも多くのことがオーバーラップし、映画の終了後10分以上にわたるエンディングロールが終わるまで席を立てませんでした。
自分がマーベリックに勝るところがあるとすれば、彼はカフェバーのマスターを目指さなかったことかと🤣