メディアにとって不都合な事実
店を4日間休業して9月27日の安倍元首相の国葬の一般献花に行ってきました。
メディアが報じた「国民の大半が反対する国葬」の中で、一般献花に並んだ人々は半蔵門駅を出てから駅を一周してから2km以上離れた四ツ谷駅交差点を折り返した以降も大妻女子大学から一番町、千鳥ヶ淵などを行ったり来たりする5時間半に及ぶ行列を経て数万人が献花を終えました。
一方で数百人の国会周辺の反対デモのことはメインで報じていましたが、その百倍ぐらいの数の老若男女の全員が1000円から5000円ほどの供花を携えて寡黙に15000歩の万歩計を刻む行列を歩いたことはキチンと報じてはいませんでした。
テレ朝の報道ステーションの大越キャスターらの取材陣も私が四ツ谷駅交差点を折り返す際に横を通り、この行列を目の当たりにしましたが、それには触れていませんでした。
メディアにとっては不都合な事実だったのでしょう。
この国のかたちの礎を築きながらその10年後、20年後を見届けることが出来ずに非業の最期となったことはご無念だったと思いますが、安らかにお眠り頂ますように。
また、人の死を静かに見送ることのできる民度を持った国民の国となれますように、、、
いつも葬儀で想うことは日頃滅多に会うことのない間柄の人が故人のお陰で出会って故人を偲びながら関係を構築できることに感謝したいということです。
まさに5時間以上を歩きながら前後の見ず知らずの方々と言葉を交わすことができ、人生の想い出を刻ませて頂いたことに感謝します。