コロナ対策の認証店、非認証店

コロナ感染防止に対する対策を自治体が示す基準に則って整備することで「安全はおいしいプラス」という認証を得ることができ、そうした整備費用補助を最大で30万円給付されるということでした。

リヒトも消毒液、パーテーション、CO2濃度計などを購入して体制を整えて認証店の申請をしました。
県から審査委員の方々が来店され、その内容をチェックされましたが、インタビューの冒頭で「来店客の氏名、連絡先を記録することが認可の条件です」と切り出され、リヒトは主たる客層は2次会、3次会の利用であり、そんな状況下で連絡先を記入してほしいなどというのは喧嘩を売るに等しい上に、中にはお忍びで来店されるカップルもいるはず。したがって「行政のお立場は理解しますが当店はそんな野暮なことはしたくありません」ということで申請を辞退してお引き取り頂きました。

この何ヶ月間で多くの認証店のシールのある店に客として訪問しましたが、一度も連絡先を問われたことはありません。無論そういう手法で補助金を受給することは当然ながら気付いてはいましたが、飲食店としての矜持を保ちたかったので補助金は断念しました。
今日この頃のオミクロンの感染経路不明の大規模な感染者数からすると、この認証の条件がどこまで効力を発揮しているのか少々疑問です。

ということで、非認証店のリヒトは1月27日から酒類の提供はできませんので、頑張ってディナーレストランとして営業することとします。
本来はポストコロナで売上が充実してきたら調理人を採用してそういう方向に舵を切ろうと思っていましたが、まん延防止重点措置が発令されることとなったので、これを機会に自らにわか修行でいくつかのメニューをそれなりのクオリティで作れるようにしました。
満足頂ける料理とそれのお供になれるハイクオリティのノンアルコールスパークリングワインとビールを開拓して準備しました。
1日1組貸切でも良いのでご利用頂けると今後の資金石にできるかなと期待しています。

ピンチをチャンスのきっかけに!

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