ドメーヌ・ミヤキ
北九州市の南に平尾台という観光地の丘陵地がある。
ここにあるワイナリーの「ドメーヌ・ミヤキ」。
場長はフランスで長く修行、研究を重ねて10数年前に帰国し、平尾台にワイナリーを開設した宮木秀和さん。
平尾台は日本を代表するカルスト台地の一つ。
ワイン葡萄の生育に最も影響を与えるという土壌質において石灰質が強いこの地の土壌改良は大変な努力が必要だったのではないかと思う。
それから10年が経ち、この平尾台でピノ・ノワール、メルロー、カベルネ・ソーヴィニオンなどを育て、高品質のワインを実現されました。
リヒトが開業して間も無く、たまたまご夫婦で来店頂き、他に来店客もいなかったことからこれまでの苦労話などを小一時間聞かせて頂き、シニアソムリエに似つかわしい重厚なそのお姿と包容力に溢れたお人柄に感銘した記憶に新しい。
詳細は把握してないが、日田の天ヶ瀬地区の移住者が葡萄の苗を植える活動をしているとのことで、その活動の一環でドメーヌ・ミヤキを訪問したとのこと。
日田市の移住者の支援を行う「ひた暮らし推進室長」からお電話を頂戴し、その訪問のこととその場で宮木様から同じ日田への移住者が開業したリヒトのことに触れられ勿体ないお言葉を頂いたとのことでした。
新しい土地で新しいことを始める・・・
春になったらこの平尾台の大先輩のところを訪れてみようと思う。