「美味しい」のルーツ

「パリ」と「博多」と「うきは」を繋いだ素敵な話

福岡県の大分県との県境の町のうきはに「Mahoro756」という井上誠シェフが経営する素晴らしいビストロがあります。
また博多港のベイサイドエリアにSolaという大勢の若いスタッフが働くエネルギッシュなレストランがあります。

Solaは容易には予約が取れない大人気のレストランですが、ここのシェフは以前パリでミシュランガイドの星の付いたレストランSolaの吉武シェフが帰国して開業した店です。

Solaで食事をした際に吉武シェフに「うきはに素晴らしいビストロがあります」とお話したところ
「井上君は私のパリのレストランで働いてくれてました」と😨

Solaで調理の腕を磨いた井上誠さんは独立して南仏に店を出しました。
そして吉武さんも井上さんもその後帰国して福岡県に開業して活躍中です。
さらにこのお二人はJR九州の「特急七つ星」や西鉄の「THE RAIL KITCHEN CHIKUGO」の列車の料理の監修をしておられ、福岡県の「美味しい」の源を確立されています。

一方でドイツに暮らすリヒトの大家は以前はフランスで長く仕事をしていましたが、その時日本最大の自動車メーカーのフランス支店におられた知人のN御夫妻がMahoro756の噂を耳にされて食事を希望されているとのことで、こちらで予約を取って差し上げました。
4月末にMahoroで食事をされたN御夫妻はそれはそれは感激されておられましたが、何とフランス勤務時代にはパリの吉武シェフのSolaで食事をしなかった月は無かったというほどの常連さんだったと😨

「美味しい」のルーツはトコトン繫がっているものなのだなと、、、
リヒトのディナーの実績はこの足元にも及ばないものですが、来店頂いた方には少しでも笑顔の食事を提供できればと微力ながら精進を続けています。

写真は一部ホームページなどから引用させて頂きました。

店長の独り言

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